手仕事ファイル 天然石ブレスレット

今回はシリコンゴムの天然石ブレスレットのお仕事についてご紹介いたします。

お仕事の内容は「ゴムのお直し」「石のメンテナンス」「古くなったブレスのアレンジ」などお客様のご要望に幅広く対応しております。


まず、お客様からお預かりしたブレスレットは「塩の浄化」をしてから作業を始めます。塩分に弱い天然石もございますので、和紙を敷いてその上に天然石を置き浄化しております。


小一時間程度晒した後、ゴムを外して柔らかい布で丁寧に拭きます。こちらのご依頼は「使わなくなったブレスレットのアレンジ」ということで、事前にお聞きしたご希望の石や色味などを参考に、デザインボードで試作を作ります。

お客様にご確認いただき、こちらのデザインに決まりました。


次は実際にシリコンゴムを通して「ホワイトセージによる浄化」を行います。

ホワイトセージによる浄化は「スマッジング」というもので、その昔、ネイティブアメリカンが土地や空間をハーブを燻した煙で浄化し、穢れを祓ったと伝えられております。


スマッジングが終わったら、最後に「水晶クラスターの浄化」を行います。

日光浴も兼ねて午前中の日差しの中に置いておくこともありますが、直射日光に弱い石もございますので、半日ほど室内で石を休ませたらお渡しの準備をします。


基本的に上記の流れが天然石ブレスレットのお仕事になります。


天然石は「パワーストーン」として扱われることが多く、「石の浄化」は石を大事にされている方に大変ご好評いただいております。

パワーに疎い作り手ですが、浄化を行ったブレスレットはなんだか以前よりもキラキラしていて、身につけると気持ちが良いような気がします。石をどう捉えるかで反応も変わるという事なら大事にしないといけませんね。




かぴばらの手仕事

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